高齢者の転倒による二次的弊害

12月に入り朝晩の冷え込みが厳しくなってきました

朝目覚めてから布団から出るのに覚悟が必要ですよね

しかも10年使っていた寝室のエアコンがこのタイミングで壊れてしまいました

かなり厳しい状況です

 

さて今回のコラムのテーマですが高齢者の転倒が及ぼす二次的弊害です

立場上高齢者の方と接する機会が多いのですが先月から今月にかけて3人の女性高齢者の転倒の話を聞きました

3人のうち1人は自分の母親です

①Sさんの場合 自宅で転倒 大腿骨転子部骨折 手術も無事に終わったのですが自宅で転倒した事実にショックを受け軽い鬱状態になり車いす生活になりました

②Hさんの場合 外出先で転倒 右手首骨折 手術・入院を経て自宅に戻ってきたのですがそれまで矍鑠とされていたのがふさぎ込みがちになってしまいました

③母親の場合 散歩の途中に転倒 前歯2本が折れ顔に裂傷 大事には至っていないのですが少なからず転倒したことにショックを受けていました

3人に共通している点として転倒したことによる本来の怪我よりも転倒した事実にショックを受けふさぎ込み気質になっております

母親には転倒を理由に散歩を止めるのではなく続けるように伝えてあります

今まで当たり前に出来ていたことが出来なくなる事実を突きつけられた時の精神的なショック(二次的弊害)の方が大きい様です